タイトルMQ〜時空の覇者〜
メーカーアーベルソフトウェア 公式サイト
発売日2009年07月31日
処女ルミカ(Lmica)レム(Rem)アーデルハイド(Ardelhaid)/黒死評議会議長
(黒死評議会で抹殺を決議された主人公を守る為、彼の従者(ヴァレート)を名乗り、次元を踏破して訪れた少女。)
美作(みまさか) つぼみ
(主人公の再従姉。彼の保護者として同居している女性。主人公のクラス担任で歴史教師年上処女。)
ミュウ(Miu)クロティルド(Clotilde)
(氷の都アイス・フォレストの地下街で暮す娘。都の御神体・ユグドラシルの巫女を務める。白下着。)
レティシア(Laetitia)グリーブランド(Gleebrand)/謎の女性*1
(荒野の街で保安官を務める女性。兄の仇が再び荒野の街に訪れるのを待っている。白下着年上処女。)
ハマーン(Haman)フォン(Von)ベルンハルディーネ(Bernhardine)
(中世風の古城で暮す貴族娘。政略結婚から逃亡する為、自作のロボットで外界へと出ようと企てる。)
トリシュ(Trish)コーデリア(Cordelia)笹原(ささはら) 未来(みく) (クラス委員長。難病で冷凍保存施設に入る為、アメリカへ旅立った。)
(遥か数千年先の超未来、冷凍睡眠で一人だけ生き残った人類。人類の記憶を唯一残す少女。白下着。)
※次元転移で現世に転生する以前は『』だったことにより……詳しくは詳細参照。
村雨(むらさめ) ひかる
(主人公が次元転移で召還した、かつての弟子*2で斬撃十次元流の剣士。黒髪ロングポニテで白下着。)
非処女
処女?非処女?※現世での主人公とのH無し*3
死徒/フィー(Fee)ベルドリンテ(Verdalinte)
(黒死評議会の直属暗殺者。通称・死徒。世界を破滅に導くアヴァタール=主人公を執拗に追跡する。)
処女率100%
その他
情報提供者名無したちの午後
詳細評価サイトを覗くと……今作品の評判は正直芳しいモノではなく……しかしなが、その中でも『処女率は高い』『ほぼ全員処女』と書かれていたので興味を引かれ、確かめるべく購入*4、プレイしてみると…。

物語は、序盤でキーワードを入力する場面が2回あるだけの選択肢無しの一本道なので、ヒロインとの絡みは一人ずつとなる。
『ボクが愛したヒト女性は必ず死ぬ』のキャッチコピー通り、主人公が次元踏破(並列事象世界を渡り歩く能力)して滞在場所で出逢う娘の4人中3人は処女喪失後、
様々な理由で唐突に死亡してしまう。
破瓜中出しで、出血CGがあるのは美作先生のみ。
他のヒロインは体位やアングルで見えなかったり基本無しで、おもにテキスト表現、痛がりなど。

他方の評価・感想サイトでも書かれていた点で、主人公=アヴァタールの護衛・村雨 ひかるの処女において。
最後の次元踏破と死徒との戦いを前に、ひかるが唐突に主人公宅を訪ねてくる。
主人公を今まで鍛錬し導いた事に対して褒美が欲しいと、ひかるの方から求めてきてHに突入する。

―冒頭省略―
ひかる:「気にしないさ。以前はよく袖にされた」
主人公:「え…俺たちって、以前もこういう関係だったのか」
ひかる:「おまえは醜いヤツだった。女を女として扱わない。粗暴で暴力的だ」
主人公:「す、すまない。過去の俺がしでかしたこととはいえ」
ひかる:「話を最後まで聞け。粗暴で暴力的であったが、そういうとこも私は気に入っていたよ」

上記のセリフだけだと、ひかるは主人公と過去に経験があるように聞こえる。これでは『ほぼ全員処女』は間違いか…となってしまうところだが、処女とした人には根拠がある……以下の部分。

ひかる初登場のシーンにて、主人公とルミカの2度目の次元踏破で訪れた荒野の町で、早々レティシアに捕まり投獄される。
脱出を図ろうと獄の破壊を試みるが、何故か初めの次元踏破の戦いで使用できた鳳凰剣*5が出せず、別次元での滞在、活動にはタイムリミット*6がある。
ルミカによりアヴァタールには主人に忠誠を誓い、全てをかけて主人を守る“護衛”という存在があり、何時どの場所でも召還可能で、護衛の姿は、召還者の理想とする姿で現れると聞かされる。
主人公一旦は屈強な武士の姿を想像したが、自分の趣味で“萌え”と“癒し”の要素を加えて想像した為、護衛は女の子で制服姿の剣士として召還されてしまう。
この姿で現世に転生させられた護衛・ひかるは自分の身体をペタペタと撫で回し、女の体に動揺して堪らず主人公を咎める。
女の体は剣のリーチが短くなり、靭力が低下してしまう、何で女になんてしたんですか!と怒る。
これにより転生前の主人公の弟子だった頃は『男』だったようで、現世で主人公の前に召還転生した女の体は、新しく生成された新品なのでの処女という事になる。
Hシーンのセリフ“〜女を女として扱わない〜”云々は弟子が傍から見た前世主人公の他の女への扱い、女癖とも取れ“〜袖にされた”と言うからには肉体関係があったとしても、それは……アッー!ってことになのるか?
ひかるへの挿入時“しっとり濡れていたそこは、たやすく俺のペ●スを深く招き入れた”とあり膜描写は薄いが“あまりの締め付けに、目の前が暗くなった”ともあり、前述の解釈を踏まえて、ひかるを“処女”へ判別。

主人公の母親*7の仇で、アヴァタールを執拗に追跡する暗殺者・死徒ことフィー・ベルドリンテにて、現世の主人公とは敵対する関係であり、恋愛の入る余地はなくHは無し。
死徒のHシーンは主人公との戦闘中に、彼の脳裡にフラッシュバックした回想という形式で見られる。
前世主人公の伴侶だったらしく、何らかの理由で離別する前の最後のHとして描かれ、処女喪失シーンでは無い。
但し“俺たちが真に引き合うになら、次に生まれかわった時でも会える”“異なる次元に転生するかもしれない”とのセリフで、死徒としてのフィーは転生後の可能性もあり、処女の余地が残っている為、“処女?非処女?”とした。

*1 レティシアの本来の姿。兄の仇は彼女の姿を知っている為、保安官姿は変装…のはずだが、兄が殺害されるCGでは変装後の保安官姿で傍にいるという作中ミスがある。
*2 前世の主人公は、ひかるの剣術の師であるが、現世の主人公・翔は、その記憶が無い為、ひかるが逆に剣術を指南する。
*3 Hシーンは前世で主人公の伴侶だった頃の回想で、死徒が主人公との戦闘中に彼の脳裡にビジョンとして見せたもの。
*4 奮発してDL版。ちなみにパッチ当てずとも「俺ンジ(オレンジの誤変換)」などの誤字は修正済み。
*5 主人公が念じることで、その実態が発現する剣。アヴァタールの力の象徴。
*6 並列事象世界には3日までしか滞在できず、それを超過すると現世界に戻れなくなり、一生その場所で暮す事になる。
*7 ルミカの実母で本名はアナ・アーデルハイドという前任の従者。
主人公の父親の再婚で義母なった女性で、主人公とは血は繋がっていない。